ダイエットと便秘

ダイエットをする人にとっても、便秘は深刻な問題。

 

「ダイエットを始めたら便秘がひどくなった気がする」
「ダイエットで体重は落ちたものの、便秘になり、おなかだけがぽっこりする状態になってしまった」
などと、ダイエットで便秘が発生・悪化したと悩んでいる人は結構多いんですよね。

 

しかし、なぜダイエットが便秘の発生・悪化につながるのでしょうか?ここではそれを見ていきましょう。

 

油を極端に控えるダイエットもNG!?

 

「炭水化物抜きのダイエットがダメなら、油抜きダイエットをしよう!」
と考える人もいるかもしれませんが、これも極端な摂取制限をすると問題が出てきます。

 

油というのは、腸内での便のすべりを良くする役割も果たしているんですよね。

 

油の摂取があまりにも少ないと、腸内で便がスムーズに移動しにくくなってしまうのです。

 

便秘をともなうダイエットなんて、健康にとってもいいわけがありません。

 

油の使用を、ある程度控えるのはかまいませんが、極端に「使わないことにこだわる」というようなことはやめましょう。

 

 

絶食系ダイエットは絶対にダメ!

体重を一気に落とす究極のダイエット方と言えば「絶食」ですが、
これも言うまでもなく、やってはいけないダイエットです。

 

特に、2日以上の絶食は健康面でも非常に問題あり。

 

2日以上食べ物が体内に入らないと、腸のぜん動運動そのものが低下し始めます。

 

ですからこれも便秘悪化の大きな要因となってしまうわけですね。

 

何らかの大きな理由があって絶食をする場合でも、
長くて1日までの期間にしておくようにしましょう。

 

主食抜きのダイエットの落とし穴

近年のダイエット方法として人気なもののひとつが、「炭水化物抜きダイエット」ですね。

 

お菓子などを食べないのはもちろんのこと、食事においてもご飯やパンなど、炭水化物の多い主食を抜く、というものです。

 

これはもちろん摂取カロリーを抑える効果自体は大きいのですが、
実は「食物繊維の摂取量が減る」という大きなデメリットもあります。

 

ご飯やパンにも食物繊維が含まれているのですが、これを食べない分、摂取量がごそっと減ってしまうんですよね。

 

便秘を招く主食抜き

主食抜きにすると、食物繊維の摂取量は1日で5〜8グラムほども減ってしまうと考えられます。
そうでなくとも今の日本人の食生活では食物繊維が不足しやすいのに、

 

炭水化物抜きダイエットでさらに食物繊維摂取を減らしてしまっては、
便秘が悪化するのは当たり前ですね。

 

1日のうち1食だけ炭水化物を抜く、というくらいならかまいませんが、
その際は必ずおかずに、食物繊維が多い食材を加えておくことが大切です。

 

ダイエットによるストレスも便秘を招く

食事を極端に制限するダイエットは、「食べたい」という欲求を無理やり抑えこんでのダイエットとなりますので、
当然ストレスも大きいです。

 

強いストレスは自律神経を乱し、乱れた自律神経は腸のリズムも狂わせてしまいます。
これがまた、便秘の発生・悪化を助長してしまうことになるわけですね。

 

こうして見ると、食事制限系のダイエットは、便秘悪化を招く要素が山のようにある、ということが分かりますね。

 

一時的に体重を落とせても、便秘がひどくなってしまうようでは、
ダイエットが終わったとたん、リバウンドしてしまう可能性も高いです。

 

ダイエットをする際は、食事制限によるカロリーダウンばかりを考えるのではなく、
「適度な運動でカロリーを消費する」ということ考えて、健康的なダイエットを目指しましょう。