便秘対策におすすめの漢方はこれだ!

数ある漢方の中でも、特に便秘対策に有効と言われているのは、

 

潤腸湯(じゅんちょうとう)
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
加味逍遙散(かみしょうようさん)

 

となります。

 

この中でも特におすすめしたいのは、潤腸湯です。
その名のとおり、「便をやわらかくして、腸内の流れをなめらかにする」という作用にすぐれていますので、コロコロした便ばかり出る人に最適の漢方と言えます。
体力が中くらいからやや弱い人が対象となりますので、高齢者や女性に向いています。

 

安全性の高さで選ぶなら、小建中湯です。
「胃腸を丈夫に元気にする」という働きかけをする漢方なので、おなかをゆるくする成分は含まれていません。
効果が出るまでに時間がかかりやすいのが難ですが、副作用のリスクをできるだけ避けたい人におすすめです。
虚弱体質の人に向いています。

 

加味逍遙散は、精神面への働きかけの効果が大きい漢方として知られますので、「自分の便秘は、ストレスが大きく関係している」という場合におすすめと言えます。
体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすいなどの症状がある人に向いています。

 

西洋医薬に比べ、副作用が少ないと言われる漢方ですが、体質や症状に合っていない場合は胃腸障害が起きたり、何らかの異変が起きる場合もあります。
その場合は服用を中止し、医療機関に相談しましょう。
最初から病院で処方してもらうと、自分に合ったものを選んでもらえるので安心です。

 

センナ配合の漢方は避けた方が無難

 

便秘対策としていくつかおすすめの漢方をご紹介しましたが、もちろんこれ以外にも「便秘に効く」と言われる漢方は数多く存在します。

 

ここでご紹介した漢方以外を試してみるのもいいですが、ひとつだけ大きな注意点があります。

 

それは・・・「センナが配合された漢方は避ける」ということです。

 

センナは、ハッキリ言えば「下剤成分」と言っていい存在です。
腸に無理やり刺激を与えることでぜん動をうながすので即効性は高いのですが、センナの摂取を繰り返すと、腸にとっては「毎日、ムチを入れられている」という状態になります。

 

センナの刺激を毎日のように受けた腸は日に日に疲れ弱ってしまい、そのうち、センナが腸を刺激しても「もう働けないよ」という事態に陥ってしまうのです。

 

さらにセンナには、大腸に色素沈着を起こしてしまったり、子宮を収縮させてしまったりという副作用もあります。

 

このように、センナは数ある漢方成分の中でも、かなり副作用が強い部類に挙げられる存在ですので、素人が自己判断で手を出すのはおすすめできません。

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