便秘対策の秘密兵器

便秘対策の薬といえば「下剤」が真っ先に思い浮かびますが、
下剤は無理やり腸を刺激して便を出すものですので、
本来の「自然に便意が来て、排便することができる」というものとはまったく違います。

 

長期間使えば腸自体が弱り、どんどん排便力が低下していくことにもつながる、怖い存在なのです。

 

ですがそうした一般的な「下剤」とはまったく違う、習慣性や副作用のリスクもない、
古代から「便秘対策の常備薬」として愛用された秘密兵器があるのをご存知でしょうか。

 

えっ?これが秘密兵器!?

古代から便秘対策の常備薬として愛用されてきた秘密兵器が一体何なのかというと・・・

 

なんと、「オリーブオイル」が答えなのです。

 

イタリアでは
「便秘になったらオリーブオイル」という習慣が、
ギリシャ・ローマ時代から続いています。

 

オリーブオイルがなぜ便秘対策に役立つのかというと、これはオリーブオイルの油分を構成している成分のバランスに秘密があります。

 

オリーブオイルの成分の8割弱は「オレイン酸」という脂肪酸なのですが、
このオレイン酸は小腸で吸収されにくいため、大腸までしっかり届き、
便のすべりを良くするのに非常に効果的だというわけです。

 

便秘対策としてのオリーブオイルの使い方

では実際に、オリーブオイルを
どのようにして便秘対策に使えばいいのかというと・・・

 

大人の場合、
おおむね大さじ1〜2杯のオリーブオイルを摂取すればそれでOKです。

 

 

最初は大さじ1杯から試してみるのがおすすめですが、
「私の便秘は特に頑固だ」という人なら
最初から大さじ2杯にトライしてみてもかまいません。

 

直接オリーブオイルを飲むのはちょっと厳しいと思いますので、
サラダにかけるなどして、食事と一緒に摂取すればいいですよ。

 

ただし、この「大さじ1〜2杯」の量は、30分くらいの時間の間に摂取しきることがポイントです。

 

ですからオリーブオイルを食事と一緒に摂取する場合、「朝食で大さじ半分、
昼食でさらに大さじ半分」という摂り方をするのではなく、
1食の食事でこの量を摂ってしまったほうがいい、というわけですね。

 

オリーブオイルで便秘対策をする際の注意点

オリーブオイルは便秘対策に非常に有効で、それこそ「下剤を飲まないと便が出にくい」というレベルの便秘の人であっても、「オリーブオイルを摂取してから便秘が改善された」というケースは少なくありません。

 

ですが、オリーブオイルによる便秘対策には注意点もありますよ。

 

その注意点とは・・・
オリーブオイルはあくまで「油」なので、カロリーオーバーに気をつけなければいけない、ということ。

 

オリーブオイルを便秘対策に使う場合は、他の油分摂取はその分控えめにする必要があります。

 

油分の多いお菓子をやめる、肉の脂身はとる、揚げ物を食べる機会も減らす、調理にはオリーブオイル以外の油を使わない、などといった工夫で、カロリーオーバーを防ぐようにしましょう。

 

ちなみにオリーブオイルは、1ヶ月くらいで使いきれるサイズのものを買うのがおすすめです。
あまり量が多いと、使い切るまでに酸化してしまいますからね。

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